ガンバ大阪が5日、沖縄・南城市で2次合宿をスタートさせ、早くも本気布陣を試した。

この日からアジア杯組の日本代表GK東口順昭、DF三浦弦太、韓国代表FWファン・ウィジョと新戦力DFキム・ヨングォンの4人が練習に合流した。

全員がそろって実施された初の紅白戦では、アジア杯の代表4人が主力組入り。三浦とキムがセンターバックの新コンビを組み、控え組を封じ込めた。攻撃でもファンが強烈なミドルシュートを決めて圧倒。キムは「初めて(三浦)弦太と組んだけど初めてにしてはいい感じだった」と満足げ。三浦も「強さの特長を理解していい形でDFラインを作りたい」。6日の練習試合東京戦では、日韓の代表で固める最終ラインを試すとみられる。

中国・広州恒大から加入したキムは、Jリーグ(東京、大宮)で約3年プレーした経験があり、日本語が堪能。関西弁で「なんでやねん」と突っ込むなど既にうち解けた様子だ。「ウィジョからガンバのことは聞いていた。いいことばかり言ってたから信じ難い」と話すなどジョークも得意。沖縄への出発前は大阪空港でたこ焼きをほおばったという。4季ぶりのタイトル獲得へG大阪は初日から全力だ。【小杉舞】