湘南ベルマーレはホームでジュビロ磐田に0-2で敗れた。

曹貴裁監督(50)は敗れはしたものの、最後まで勝ち点3をとりにいった選手の姿勢をたたえ「選手は力は出せていたかなと思います。ただ、磐田の選手たちの勝ちに向かってやっていく力を押し返すことができなかった。後半はじめにペースが握れそうでしたけど、あそこで点をとれなかったのが痛かった」と振り返った。

チームとしてはルヴァン杯を含め、4戦ぶりの黒星となった。曹貴裁監督(50)は「練習での気の緩みは一切なかったですし、この敗戦をしっかり受け入れて次に向かわなければならない」と話した。今季はリーグ戦6試合を終えて引き分けがないことにも触れ「ある意味、いいことは継続して負けた時にそれを振り返って課題を修正していくというのは、すごくいい時間を過ごせていると思う」と前を向いた。

また、後半20分からは左太もも肉離れで離脱していたU-22日本代表MF斉藤未月(20)が途中出場し、約2週間ぶりに実戦復帰を果たした。流れを変えようと中盤で奮闘したが、出場後に2失点する結果となり「責任を感じています。悔しい試合でした」と唇をかんだ。足の状態については「大丈夫です」と話し、次戦以降の巻き返しを誓った。