首位のFC東京が松本山雅FCに快勝し、勝ち点を23に伸ばした。

先制点は前半44分。この日がリーグ戦デビューとなったDF渡辺剛が中盤で相手のカウンターの芽をつむと、こぼれ球を17歳MF久保建英が拾う。

ドリブルで持ち込んでFW永井謙佑にスルーパスを送り、受けた永井が左足で決めた。持ち味の堅守速攻が生かされた。

追加点は後半22分。ドリブルで切り込んだ久保がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これをFWディエゴ・オリベイラが右へ落ち着いて決め、リードを広げた。

31分には久保が右サイドからドリブルでDF1人をかわして攻め込み、左ポストを直撃する惜しいシュートも。2得点に絡んだ17歳が抜群の存在感を見せた。