東北福祉大は21日、今年度に創設した女子サッカー部の初代監督に、松村利子氏(29)が着任したと発表した。

大阪府出身の松村氏は聖和学園(宮城)でプレーし、2年時にボランチとして出場した07年度の全日本高校女子サッカー選手権では3位入賞を果たした。卒業後は同志社大へ進学。その後16年から2年間、スペイン・バルセロナに留学し同3部でプレーし、同時に指導者ライセンスも獲得した。18年に帰国し、日本サッカー協会B級指導者ライセンスを取得し、宮城県国体・女子サッカーのコーチも兼任している。

現在は2年生の女子部員2人のみで、まずは部員集めからのスタートになるが、松村監督は「今いる選手を大切にしながら、東北出身者を中心に声をかけて選手を集めたい。日本で得た技術と、スペインで学んだ戦術をミックスさせ、サッカーの奥深さを教えたいですね」と抱負を述べた。