またもジャイアントキリングが起こった。J2東京ヴェルディが昨年度の全日本大学選手権王者の法大に0-2で敗れ、2回戦で姿を消した。

スコアレスで折り返した後半12分、右サイドからクロスボールを上げられると、これを身長189センチのFW松沢彰に頭で決められ先制点を許した。プロとして負けられない東京Vは猛攻を仕掛けたが、続く34分にもMF橋本陸に試合を決定づける2点目を献上。ユニバーシアード競技大会に出場中の日本代表FW上田綺世(20)を欠く法大に完封負けを喫した。

東京Vは6日にリーグ戦の横浜FC戦を戦っており、法大戦では先発メンバーを全員変更。6日の試合は後半途中からの出場だった東京五輪世代のMF藤本寛也(20)らをピッチに送り込んでいた。

天皇杯2回戦では、3日に行われた試合でJ1名古屋グランパスが鹿屋体育大に0-3、J1湘南ベルマーレがJFLのヴィアティン三重に0-4で敗れるなど下克上が多発していた。法大は8月14日に行われる3回戦でJ1ガンバ大阪と対戦する。