川崎フロンターレがFW小林悠、MF斎藤学、MF阿部浩之の3人そろっての2戦連発弾で大分トリニータを下した。

川崎Fは15戦連続不敗となり、ホームの等々力では5月3日の仙台戦以来、2カ月半ぶりの白星となった。

先制点を決めたのは斎藤だった。後半6分、MF下田北斗とMF中村憲剛がパスで中央を崩し、最後は抜け出した斎藤が右足でシュート。ネットを揺らした。斎藤は「1点目は僕のところに来るまでに、すごくキレイなパスワークで。自分は最後合わせただけだった。すごくフロンターレらしかった。いいゴールだったなと思います」。試合前、レアルマドリードとアトレティコマドリードの親善試合のハイライトを見た。Aマドリードのディエゴコスタのシュートを見て「いいシュートだな」と、何度も見直していたという。偶然にも、似たようなシーンが大分戦で自分に舞い込み「映像を見ないと似ているか分からないですけど、イメージがピッタリ合った。このハイライトを見ていてよかった」と話した。【岩田千代巳】