今夏柏レイソルから鹿島アントラーズに加入したMF小泉慶(24)が、10日の横浜F・マリノス戦(カシマ)でデビューする可能性が8日、高まった。この日の紅白戦で、主力組の右サイドバックに入った。

柏ではボランチ起用されていたため、サイドバックでの出場となれば、アルビレックス新潟に在籍していた17年以来、約1年半ぶり。「しっかりと守備から入り、気負うことなく自分らしく、守備も攻撃も思いっきりできれば」と息巻いた。

勝ち点38で4位の鹿島、同39で3位の横浜と好位置につける両者だが、ともに前節を落としている。勝ち点45の首位FC東京と差を詰めるためには、勝利が絶対条件の重要な一戦だ。

リーグの行方を占う3位と4位の対決に、小泉は「優勝争いをするチームにとってすごく大事なゲーム。僕個人にとっても(初戦は)すごく大事。勝ちにこだわって、勝利に貢献できれば」と、早くも鹿島の選手らしい言葉で勝利を誓った。