大分トリニータFWオナイウ阿道(23)が、2試合ぶりの今季10点目で引き分けに導いた。

0-1の後半3分、カウンターから前線に猛ダッシュ。「相手のミスからでラッキーだった」と謙遜したが、右足シュートを相手GKにクリアされたが、こぼれ球を落ち着いて左足で押し込む値千金ゴールだった。前回神戸戦でも1得点し相性もよかった。

それでも「ゴール前でもっと得点できるシーンをつくれたら」と反省も忘れない。大分で8得点したFW藤本憲明(29)の抜けた穴も心配されるが、オナイウは「(FWは)僕だけじゃない。他にもいるんで、競争してレベルを上げたい」と前向きにとらえた。これで首位と2点差の得点ランク3位タイ。さらなる飛躍が期待される。