横浜F・マリノスは敵地で鹿島アントラーズに競り負け、2連敗となった。

試合開始早々に先制を許すも、後半23分にFW仲川輝人のゴールで同点。しかし、同32分にMF扇原貴宏が2度目の警告で退場となると相手に押し込まれ、終了間際の同42分に決勝点を奪われた。

ポステコグルー監督は「前半は自分たちのやろうとするサッカーができたし、コントロールができた。後半も点を取ろうと前にいったことで同点になった。もう1点取ろうというところで、1人少なくなってしまい、試合はすごく難しくなってしまった」と扇原の退場を悔やんだ。

試合では0-1で迎えた後半11分に鹿島のFW土居聖真のシュートがネットを揺らした。だが、その後に副審のアピールで、鹿島の選手にオフサイドがあったとして得点が無効となるシーンがあった。その他にも扇原の退場など、審判のジャッジにストレスをためた選手たちによる抗議で、何度か試合が止まる場面が散見された。

熱くなっていた横浜の選手たちも試合後は落ち着きを取り戻し、FW遠藤渓太は「審判ありきの部分なので何とも言えない。判定によって自分たちが得をすることもある」と話し、GK朴一圭も「それ(判定)も含めてサッカーなので。許容範囲として考えています」と冷静に話した。