ラモス瑠偉監督率いる日本が開催国パラグアイを残り0・5秒の劇的弾で5-4で破り、白星発進した。
第3ピリオド序盤まで4-1と3点をリードしたが、連続失点して1点差に迫られ、相手ファウルに抗議したラモス監督が退席処分。その直後にFKを決められて同点に追いつかれた。しかし、残り0・5秒から左CKを赤熊卓弥(ドルソーレ北九州)が頭で押し込む劇的ゴールを決めて勝利を手にした。
日本は米国を8-6で破ったスイスと勝ち点3で並んだ。次戦は23日(日本時間24日午前5時50分)に米国と対戦する。
1次リーグA組の日本はスイス、米国、パラグアイと同組。各組2位までが8強で争う決勝トーナメントへ進出する。日本は05年の4位が過去最高。13年大会、15年大会と8強に進出したが、前回17年大会は1次リーグで敗退した。W杯となって9大会のうちブラジルが優勝5回。
◆試合終了
日 本 | 5 | 0-0 3-1 2-3 | 4 | パラグアイ |
▼得点者
12分48秒【日】奥山
15分39秒【日】茂怜羅
21分45秒【パ】カルバージョ
23分27秒【日】赤熊
26分54秒【日】茂怜羅
27分22秒【パ】モラン
31分21秒【パ】バレート
33分40秒【パ】カルバージョ
35分59秒【日】赤熊
◆第3ピリオド終了 日本5-4パラグアイ
日本のシュートは39本(枠内14本、枠外22本、ブロック3本)、パラグアイは59本(枠内13本、枠外28本、ブロック18本、枠直撃2本)
◆35分59秒 日本5-4パラグアイ
日本が残り0・5秒で勝ち越す! 左CKを赤熊がヘッドで押し込んだ
◆33分40秒 日本4-4パラグアイ
パラグアイが同点! カルバージョが好位置のFKを右足で突き刺す
◆31分39秒 日本4-3パラグアイ
【日本】 相手ファウルに抗議したラモス監督が退席処分
◆31分21秒 日本4-3パラグアイ
パラグアイが1点差に迫る! バレートが左足で押し込む
◆27分22秒 日本4-2パラグアイ
パラグアイが2点目! モランがFKを右足で直接決める
◆26分54秒 日本4-1パラグアイ
日本がスーパーゴールで4点目! 茂怜羅が自陣左コーナー付近からのFKを右足でゴール右上に突き刺した
◆第2ピリオド終了 日本3-1パラグアイ
日本のシュートは23本(枠内7本、枠外14本、ブロック2本)、パラグアイは34本(枠内6本、枠外18本、ブロック10本、枠直撃1本)
◆23分27秒 日本3-1パラグアイ
日本が3点目で突き放す! 茂怜羅が相手GKをかわす浮き球を上げ、赤熊がバックヘッドで流し込む
◆21分45秒 日本2-1パラグアイ
パラグアイが1点返す! カルバージョが右足オーバーヘッドを決める
◆12分48秒 日本2-0パラグアイ
日本が2点目! 茂怜羅が左サイドでアウトサイドターンから左足で決める
◆12分48秒 日本1-0パラグアイ
日本が先制! 奥山が右足オーバーヘッドで決める
◆第1ピリオド終了 日本0-0パラグアイ
日本のシュート13本(枠内2本)、パラグアイは11本(枠内1本、ポスト直撃1本)
◆日本のスタメン
GK 宜野座寛也
FP 赤熊卓弥、松尾那緒弥、大場崇晃、茂怜羅オズ
◆A組勝敗表
順位 | チーム | 試 | 勝 | 延長勝 | PK勝 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 勝点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(1) | スイス | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 8 | 6 | +2 | 3 |
(2) | 日 本 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 4 | 1 | 3 |
(3) | パラグアイ | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 5 | -1 | 0 |
(4) | 米 国 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 8 | -2 | 0 |
11・21 スイス8-6米 国
パラグアイ4-5日 本
11・23 米 国-日 本
パラグアイ-スイス
11・25 日 本-スイス
米 国-パラグアイ
◆日本代表メンバー
▼GK
1 照喜名辰吾(琉球エリスリナ)
12 宜野座寛也(ヴィアティン三重BS)
▼FP
5 田畑輝樹(ヴィアティン三重BS)
8 小牧正幸(ヴィアティン三重BS)
3 飯野智之(東京レキオス三重BS)
9 後藤崇介(東京レキオス三重BS)
10 茂怜羅オズ(東京ヴェルディ三重BS)
11 奥山正憲(レーヴェ横浜)
4 松田康佑(レーヴェ横浜)
6 松尾那緒弥(アヴェルダージ熊本BS)
2 赤熊卓弥(ドルソーレ北九州)
7 大場崇晃(レーヴェ横浜)