ジュビロ磐田は20日、U-22日本代表DF大南拓磨(22)が、来季J1に昇格する柏レイソルに移籍することを発表した。

高い攻撃力で今季J2優勝を飾った柏で、大南は守備力強化に貢献する。身長184センチのセンターバックは、鹿児島実高から2016年に磐田入団。今季のJ1で22試合に出場した。28日の国際親善試合キリンチャレンジ杯U-22ジャマイカ代表戦(長崎)のメンバーにも選ばれ、来年の東京オリンピック(五輪)での活躍を期待されている。

チームを通じてコメントを発表。「プロ選手として、ジュビロでスタートさせてもらい、未熟な自分を見守ってくださったスタッフや選手、サポーターの皆さんには感謝しかありません。来季もジュビロでJ1昇格のために頑張りたいと思いましたが、自分自身の成長のために、新しいチームでのチャレンジを決めました」などと、移籍の理由を説明した。

◆大南拓磨(おおみなみ・たくま)1997年(平9)12月13日、愛知県刈谷市生まれ。6歳でサッカーを始める。愛知FC-名古屋FC-鹿児島実高-J1磐田。J1通算28試合出場、無得点。身長184センチ、体重76キロ。家族は両親、姉、双子の兄。血液型O。