J2ジェフ千葉が6日、千葉市内で今季の新体制発表会を行い、川崎フロンターレから新加入のGK新井章太(31)らが意気込みを語った。

千葉はこの日までに新井ら新加入選手7人を発表。新たに就任する尹晶煥(ユン・ジョンファン)新監督(46)と共に、09年以来のJ1昇格を目指す。新井は「J1昇格という誰もがわかっている目標がある。諦めない気持ちを全面に出して、怖いチームをつくっていきたい」と語った。

クラブはセンターラインの強化を補強ポイントに掲げ、新井をはじめ、ジュビロ磐田からは主にボランチが主戦場のMF田口泰士(28)を獲得。尹監督は自身の戦術でのボランチの重要性を口にしており、田口はそのサッカーについて「すごくハードワークする印象がありますし、守備的にみられる感じがありますが、しっかり点も取っている。攻守共にバランスのいいサッカーだと思います」と話した。移籍の理由には新たな環境での成長を挙げ「熱心に誘っていただきましたし、J2にいるクラブではないと思っている。(千葉のカップ戦優勝など)結果を残しているところは昔からみていたので、力になれるように挑戦してみようと思った」と明かした。

このほか、レノファ山口から獲得した身長184センチの大型FW山下敬大(23)、昨季も現役大学生ながら特別指定選手として千葉で戦っていた流通経大のDF本村武揚(22)や関学大のMF見木友哉(21)らも登壇。山下は「より多くのゴールを奪ってチームに貢献したい。2桁得点が目標です」と意気込んだ。