東京ヴェルディに加入したFW大久保嘉人(37)が得点量産の予感を口にした。

チームが始動し3日目となる12日、都内の練習場で調整。フィジカルトレーニングだけでなく、キャンプの練習試合に備え、連日、ハードな戦術練習を行っている。

昨季からの継続で、相手守備を崩してゴールを奪うスタイル。大久保は「自分が下がってボールを受けて、ゴール前に入るだけでなく、サイドを崩したら合わせるだけ。これはチャンスが増えると思う」と手ごたえを口にした。

攻撃陣には下部組織出身の有望な若手がそろい、今季トップに昇格したMF阿野真拓(あの・まひろ)は16歳。大久保は「自分の長男と2歳しかかわらない」と苦笑し「みんなうまい。とことん崩すサッカーのスタイルでこれからが楽しみ」と、若手との融合に期待を寄せていた。