静岡学園が95年度以来、24大会ぶり2度目の優勝を飾った。

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地元の静岡学園が得点する度、来場者たちから大歓声が上がった。静岡市役所で13日、全国高校サッカー選手権決勝のパブリックビューイングが行われ、約250人が集まった。0－2とリードを許す中、得点機には「行け、行け」と声が飛んだ。前半終了間際、1点を返すと「よーし」などと大喜び。後半で同点に追いつくと、声援にいっそう熱がこもった。残り5分、3－2の逆転を受けて、「ビバ、ビバ、静学」のコールが響いた。優勝決定直後は大騒ぎだった。

同校OBの25歳男性は「最高、よく頑張った」、11日の準決勝を見て感動し、来場したという中年女性は「しびれました」と感慨深げ。サッカー好きの地元の男性は「強い青森山田を相手に、まさかまさかの逆転劇。見ごたえがあり、すごく楽しめた」と笑顔を見せた。イベント終了後には、優勝を祝う横断幕が役所内に掲げられた。【倉橋徹也】