J1湘南ベルマーレのDF岡本拓也主将(27)とMF山田直輝(29)が、プロ野球阪神の藤浪晋太郎投手ら3人のコロナウイルス感染確認を受け「身近なものに感じた」と危機感を募らせた。

27日、神奈川・平塚市役所で、葉酸サプリメント寄贈式に出席。まだJリーガーでは感染者が確認されていないものの、山田は「それだけ身近に来ているなと思いました」と言えば、岡本主将も「今まで以上に気を引き締めて注意しなければいけないと感じました」と口元を引き締めた。

プロサッカー選手として普段、接する人数を50人程度と推測する山田は「満員電車とかにも乗らないですし、ボクらの世界は関わる人が少ない方なのに感染してしまうことに、コロナウイルスの怖さを感じる。1人が感染すると全員になるかもしれないという怖さもあります」と神妙な表情だった。

湘南は27日からチーム練習が5日間オフとなった。26日のチームミーティングでは外出自粛をはじめ、感染予防が徹底されたという。山田は「感染予防は、当たり前のことを当たり前にやる。これが重要だということです」とあらためて強調していた。