横浜F・マリノスが17日、ウェブ会議システムを利用したイベント「STAY STRONG TOGETHER オンライントークショー」を行い、私服対決や自宅にある私物紹介など、在宅生活を生かした企画でファンを喜ばせた。

同企画は16日から2日間にわたり、事前にチケットを購入した各回200人限定で計4回に分けて開催。初日の16日はFW仲川輝人やMF喜田拓也、扇原貴宏、DF松原健ら6選手が2度の配信に3人ずつ出演。最終日となったこの日もDF畠中槙之輔やMF遠藤渓太ら、前日と違う6選手がそれぞれ3人ずつ出演した。

各回にはチーム内で年長組にあたるMF大津祐樹と水沼宏太が司会役として交代でサプライズ出演。「初デート」をお題とした私服対決などの企画は選手にも事前に知らされておらず、コーディネートに苦悩し、家族らとやりとりする声が配信されるなど、ファンも普段は聞けないリアルなやりとりを楽しんだ。

最後の配信回では、これまで司会として出演してきた水沼と大津、そして2人と同学年のGK朴一圭が出演。水沼が「ストレッチマン」をオマージュしたという全身タイツ姿の“コウタッチマン”に変身し、体操服姿の大津と朴と共にストレッチ講座を行うなど、年長メンバーによる体を張った? 企画でも盛り上げた。

今季新加入ながら2日間にわたって大活躍した水沼は「こういう企画ができてよかった。成功したんじゃないでしょうか」と充実した表情で振り返った。大津も「こういう機会はすごく大切だと思います。サプライズもあって、選手も楽しめました。これからもみなさんと協力しあって素晴らしいチームをつくっていきましょう」とサポーターに呼びかけていた。【松尾幸之介】