北海道コンサドーレ札幌がスポンサーのバックアップに乗り出す。

クラブは6月上旬に「全道一丸で乗り越えようコンサドーレファミリークラウドファンディング」を立ち上げる。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」内で札幌のスポンサー企業への支援金を募る。金額設定は5000~10万円で、支援者は金額に応じリターン(返礼)を企業各社が用意する50種以上から選べる。目標額は300万円で、手数料を除く全額を各社が受け取る。

クラブが一肌脱ぐ。新型コロナウイルスの影響で厳しい状況にあるスポンサーへ、試合がない中で少しでも役立ちたい思いがある。主将のMF宮沢裕樹(30)は「サッカーができない状況が続くと、自分たちはいろんな人に支えられてサッカーができてるんだって、できなくなることで実感できる」と感謝の思いを口にする。「こういう時こそしっかり助け合っていくことでいい方向に進んでいくんじゃないか」と、助け合っていくつもりだ。

昨年、河合竜二CRC(41)の引退試合開催資金を同サイト内で募ったところ、目標の200万円を上回る約1413万円が集まった実績がある。今回も積極的に呼びかけていく。