Jリーグは22日、明治安田生命保険相互会社と新たに「特別協賛」契約を結んだことを発表した。契約期間は20年6月から21年12月まで。15年から契約するタイトルパートナーに追加する形での契約になるという。

明治安田生命はJリーグ全56クラブとも個別のスポンサー契約を締結しており、これまでさまざまな地域貢献活動などにも関わってきた。今回の「特別協賛」契約に基づき、Jリーグは同社の実施する「とことん!地元応援キャンペーン with J」と題した地域貢献活動に各地でクラブと協力しながら取り組んでいく。

同キャンペーンには「みんなの健活プロジェクト」と「地元の元気プロジェクト」の2つのプロジェクトがあり、今後公開予定の在宅生活で取り組めるエクササイズの紹介動画にJリーガーが登場したり、各地域の物産や観光等の魅力を伝える映像の製作にJリーグが協力していく予定だという。

明治安田生命も今回の新契約についてコメントを発表。「現在、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、Jリーグは公式戦の開催を延期していますが、スポーツが観る者に与える感動や、地元代表であるクラブを応援することで生まれるエネルギーは、コロナ禍で停滞する地域の社会・経済や地域の人々を力強く後押しし、再生に向けて大きな力になると信じています。『全員がサポーター』を合言葉に、もっと地元に『健康』と『元気』を届けたい。そんな思いで明治安田生命は、これからもJリーグと地元のみなさまを応援します」などとつづった。