Jリーグは5日、第3回臨時理事会を開催し、今季リーグ戦の開催方式および、ルヴァン杯の大会方式の変更などを発表した。

J1は第1節を行った2月21日から12月19日まで、J2は同じく2月23日から12月20日まで。開幕戦を行えていなかったJ3を6月27、28日から12月20日までとした。

対戦ルールについては新型コロナウイルスの感染予防の観点から近隣クラブとの対戦を優先的に実施するとし、選手交代枠は5人に拡大。交代回数はハーフタイムを除き3回までとする。

ルヴァン杯は大会方式の見直しを行い、プレーオフステージの廃止を決定。グループステージを1回戦総当たりのリーグ戦に変更し、各グループの1位の4チームと2位チーム内の上位1チームおよびアジア・チャンピオンズリーグ出場3チームの計8チームで1試合制のトーナメント戦によるプライムステージを行う。

なお、Bグループの松本山雅FCはすでに行っている第1節以降の試合となるグループステージ第2節以降の試合を実施しない。同杯も選手の交代は5人以内(交代回数はハーフタイムを除き3回まで)。延長戦を行う場合は、その直前の90分間の交代人数と合わせて、最大6人まで選手交代を行うことができる(延長戦の場合は交代回数も1回追加)。

若手育成を促す目的で設けていたU-21先発ルール(20年12月31日において満年齢21歳以下の日本国籍選手を1人以上先発に含める)は適用しない。

このほか臨時理事会後に再開後のホームゲーム開催スタジアム確保が困難なことを理由に、J3に参戦していたFC東京U-23の辞退を承認したことも明かした。