東京五輪世代のJ2磐田FW小川航基(22)がリーグ再開戦への強い決意を示した。10日は磐田市内で行われた非公開練習に参加した。

実戦形式など約1時間半のメニューを全て消化。練習後にオンライン会議システム「Zoom」で取材に応じ「コンディションは80から90%ぐらい。開幕前よりもいい」と充実した表情を見せた。

13日にはJ3沼津との練習試合を行う予定。約2カ月半ぶりの対外試合では「個人としてゴールを求めたい」と意気込む。2月の山形との開幕戦では2得点。27日のリーグ再開戦でも「複数得点してチームを勝たせたい」。目標としていた東京五輪は来年7月に延期となった。小川航は「(五輪に)出るためには目に見える数字を残すことが必要不可欠。成長してオリンピックを迎えられるのがベスト」と結果にこだわり続ける。【神谷亮磨】