クラブ新記録となる5試合連続3得点以上で、クラブタイ記録の6連勝を飾った川崎フロンターレ鬼木達監督は、選手の奮闘をたたえた。

前半は何度も好機を演出したが決められず、後半12分に1点を先制されたが、同16分にDF山根が2試合連続ゴールを昨季まで所属した古巣から決めて同点に。同33分には途中出場したMF三笘のプロ初ゴールで勝ち越すと、終了間際の同43分には3分前にピッチに立ったMF田中の今季初得点でとどめを刺した。

リーグ再開後は6戦全勝、20得点6失点と攻守で圧倒的な強さを見せながら首位をキープする。5人の交代枠を巧みに使い切るなど采配がさえる鬼木監督だが「選手が負けている状況からひっくり返したのはよくやってくれた。代わって出た選手が点を取るのも、スタートからハードワークをし続けた結果。全員で戦っているからこその結果」と、全選手への賛辞を惜しまなかった。