ベルギー1部ベールスホットと移籍交渉中の北海道コンサドーレ札幌鈴木武蔵が夢だと語っていた「海外挑戦」が秒読み段階に入った。

14日夜、現地でメディカルチェックを受けるために羽田空港を出発した。クラブが交渉を認めた前日13日以降にさらにクラブ間での調整が進み、ベールスホット側の要請を受けてのもの。問題がなければ正式契約を結び、チームに合流する見通しだ。

新型コロナウイルスの影響で帰国した場合は14日間隔離される措置が取られるため、札幌ファンと直接お別れする場がもたれる可能性は極めて低くなった。この日、午前中には全体練習を行うチーム練習には加わらなかったが、クラブハウスでペトロビッチ監督らとあいさつを交わしていた。J1ではクラブ史上初となる開幕から3戦連続弾など多くの功績を残して、鈴木は欧州に飛び立った。