29日に開催予定だったJ1第13節の湘南ベルマーレ-サガン鳥栖戦(午後7時開始、BMVス)の中止発表を受け、湘南ベルマーレの浮嶋敏監督(52)は冷静に受け止めた。

21日、平塚市内での非公開練習後にオンラインで報道陣に対応し「連戦が増えるのはしんどいところはあるが、ある意味、(鳥栖の状況は)我々にも、全チームにも起こりうることだと思う。今季はこういうことがあるのでレギュレーションが変わっている。前向きに受け止めなければならないと思っています」と口にした。

鳥栖戦が先送りされたことを受け、23日のFC東京とのアウェー戦から9月5日のヴィッセル神戸とのホーム戦まで12日間、試合間隔が空くことになった。

リーグで5連敗し、最下位となっている現状も踏まえ、浮嶋監督は「振り返る良い時間にしたい。(連戦で)トレーニングができない状況。うちは結果でいうと悪い流れできているので振り返る良い時間にしたい」とプラス材料としてとらえた。

またMF山田直輝(30)も「(鳥栖が)25日の練習再開して29日に試合というのは現実的ではない。自分たちがその立場だったら難しいと思うし、故障のリスクも高いですし、仕方ない判断だと思う」と理解を示していた。