東京五輪世代となる湘南ベルマーレDF石原広教(21)が逆襲に向け、J1初ゴールを狙う意気込みを示した。9日の大分トリニータとのアウェー戦(昭和電工ドーム)に備え、7日に平塚の市内での非公開練習に参加した。

5日の前節ヴィッセル神戸戦で7試合ぶりに先発し、左サイドで先制ゴールを演出する今季初アシストもマーク。先発から外れている時期は「自分が成長することしか考えていなかった」と振り返った石原広は「今季は自分のところでチャンスをつくっていなかったので、1つ数字を出せてよかった」と自ら及第点を出した。

最下位のチーム状況に加え、現在は主力を中心に次々と故障者が出始めている。運動量とスタミナのあるサイドアタッカーにかかる期待は大きい。ミドルシュートへの意欲を示した石原広は「アシスト、得点するところを目指したい。Jリーグで1点も取っていないので、チームを助けられたら」と貪欲な姿勢をみせていた。