J1第17節が9月19、20日に行われる。各カードのoptaファクトは以下の通り。

※ファクト内の数字はJ1での成績


北海道コンサドーレ札幌 – ガンバ大阪

・札幌はホームのG大阪戦通算8試合の内、5試合で無失点に抑えている(4勝2分2敗:1試合平均:1.1失点)。同クラブが本拠地で最もクリーンシートを記録している相手。

・札幌は現在、同一シーズン内のホームでは2012年11月以来の6試合連続未勝利(2分4敗)。今節引き分け以下だと、同一シーズン内の本拠地ではクラブ史上ワースト2位の7試合連続未勝利となる(2008年シーズン:14試合連続未勝利)。

・G大阪は現在2試合連続無得点での2連敗中。今節でも無得点で敗れると、1996年9月以来の無得点での3連敗となる。

・G大阪はアウェイ戦直近8試合で5勝(2分1敗)。しかし、この間唯一の敗戦は直近の敵地での試合で喫したもの(0-3:柏戦)。また、同地で無得点に終わったのは2019年6月の磐田戦(0-0)以来、17試合ぶりのことだった。

・G大阪は今季、PA外からの得点の割合がリーグで最も高い(24%:5/21点)。同クラブが挙げた直近10得点の内、5点は同エリアからのもの。対する札幌はPA外からの失点数が今季リーグワースト2位タイ(5失点)。

・札幌は現在、昨年3月以来となる2試合連続20本以上のシュートを放っている。2015年以降、2試合の期間で合計50本以上のシュートを放ったのはチーム初(浦和戦30本、鳥栖戦20本)。同年以降では3試合連続シュート20本以上を記録したことはない。

・札幌は今季オープンプレーからのクロス成功数がリーグ最多(73)。同数を13回以上記録している選手が3人いるのも札幌だけ(福森晃斗:16、L.フェルナンデス:14、菅大輝:13)。

・渡邉千真は2017年以降、出場した札幌戦4試合では3得点を記録。同選手が同期間に対戦した中では最も得点を挙げている相手。


サガン鳥栖 – 横浜F・マリノス

・鳥栖は横浜FM戦直近6試合で3勝(1分2敗)。それ以前の今カード初対戦から10試合で挙げた勝利数と同じ(3勝1分6敗)。

・鳥栖は前年度優勝チームとの直近9試合でわずか1勝(3分5敗)。この間、5試合で無得点に終わっている(1試合平均0.6得点)。

・横浜FMは直近の清水戦で5試合ぶりの勝利(3-0)。この試合では第8節の仙台戦以来、10試合ぶりの無失点に抑えた(3-0)。また、同クラブが最後に2試合連続でクリーンシートを記録したのは2019年4月。

・横浜FMはアウェイでは現在3試合連続で複数失点を喫している(1試合平均2.7失点)。今試合でも2失点以上喫すると、敵地では2000年11月以来クラブワーストタイの4試合連続複数失点となる。

・鳥栖は1ヶ月ぶりの公式戦となった9月5日の横浜FC戦以降、決定機での得点率が同期間でリーグベスト(83.3%:5点/6回)。今季それ以前の同得点率はリーグワーストだった(16.7%:1点/6回)。

・横浜FMは今季先制点を挙げた試合数がリーグ2位タイ(11試合)。しかし、同状況から失った勝ち点は今季リーグワースト(-15ポイント:6勝5敗)。

・小林祐三は今節出場すると、横浜FMから加入以降は通算4試合目の古巣との対決。過去3試合はすべて先発出場していてチームは全勝している。

・エリキは現在2試合連続得点中で、直近3本のシュートで3得点を決めている。今季これ以前に記録したシュート18本のうち、ネットを揺らしたのは1本だけ(1ゴール)。


名古屋グランパス – ヴィッセル神戸

・名古屋はホームでの神戸戦直近11試合で8勝(1分2敗)。この間、複数失点を喫したのはわずか1試合のみ(1試合平均0.5失点)。

・名古屋はホームでの直近6試合で4勝(2敗)。本拠地ではそれ以前の13試合で2勝しか挙げていなかった(4分7敗)。

・名古屋は関西のクラブとの対戦で現在4試合連続無敗(2勝2分)。この間、全ての試合で複数得点を挙げている(1試合平均2.3得点)。

・神戸は現在6試合連続未勝利(4分2敗)。また、9月に入ってから1度も勝利を挙げていない3チームのうちの1つ(2分2敗:仙台、清水と並び)。

・神戸はアウェイ戦直近9試合でわずか1敗(4勝4分)。しかし、この1敗はアウェイでの直近の試合で喫したもの(2-3:川崎戦、9月9日)。

・フィッカデンティは監督として、神戸戦通算10試合でわずか1敗(5勝4分)。10試合以上対戦している9クラブの中では、最も敗戦数の少ない相手。

・神戸はインターセプト回数が今季リーグ最多(251回)。対する名古屋は、同項目が今季リーグ最少(135回)。

・ドウグラスは2015年以降に出場した名古屋戦5試合のうち、3試合で得点を挙げている(計5得点:4勝1敗)。対チーム別では、最も多く得点を挙げている相手(鳥栖戦、横浜FM戦と並び)。


セレッソ大阪 – 鹿島アントラーズ

・C大阪対鹿島の通算40試合では、C大阪が14勝4分22敗と負け越している。C大阪にとって鹿島は、1試合平均得点が最も少ない相手(0.9得点)。

・C大阪は鹿島戦で現在、5試合連続無得点で5連敗中。今カードの直近14試合でも12敗(2勝)。また、ホームでの鹿島戦では現在7連敗中。

・C大阪は現在、2005年10月以来の6連勝中(当時7連勝)。また、直近13試合でもわずか1敗しか喫していない(9勝3分)。

・C大阪はホーム戦で現在の3連勝を含め、直近11試合でもわずか1敗(7勝3分)。この間、7試合で無失点に抑えている(1試合平均0.5失点)。

・鹿島は現在、2016年6月以来となる5試合連続複数得点での5連勝中(1試合平均2.4得点)。また、直近11試合でわずか1敗しか喫していない(7勝3分)。

・鹿島はアウェイ戦で現在、2017年7月以来となる4連勝中(当時8連勝)。敵地ではそれ以前の9試合で2勝しか挙げていなかった(2分5敗)。

・C大阪は今季、空中戦勝率がリーグベスト(55.5%:267/481回)。対する鹿島は、同項目がリーグ2位であり、同勝利数はリーグ最多(55.4%:322/581回)。

・坂元達裕は今季、45回以上のドリブルを記録した選手の中で同成功率がリーグベスト(57.5%:27/47)。対する鹿島の三竿健斗は、125回以上のデュエルを記録した選手の中で、同勝率がリーグベスト(61.1%:107/175)。


湘南ベルマーレ – 清水エスパルス

・湘南は清水戦直近6試合で3勝(1分2敗)。今カードではそれ以前の14試合で1勝しか挙げていなかった(1分12敗)。

・湘南は前節G大阪戦で9試合ぶりの勝利を挙げた(1-0)。今節でも無失点で勝利を挙げると、2018年8月以来のクリーンシートでの2連勝となる。

・湘南はホームでの直近7試合でわずか1勝(2分4敗)。この間、4試合で無得点に終わっている(1試合平均0.6得点)。

・清水は今季、神奈川県のクラブとの対戦で4試合全敗。この4試合すべてで3失点以上を喫している(計15失点)。

・清水は現在、1996年5月~9月と並び、クラブ史上ワーストタイの7連敗中。この間、全試合で複数失点を喫している(1試合平均3.3失点)。

・清水はアウェイ戦で現在、2011年7月~2012年3月以来となる11試合連続未勝利(3分8敗:当時12試合連続)。しかし、最後に敵地で勝利を挙げたのは昨季の湘南戦(6-0:2019年9月29日)。

・湘南は今季、ブロック数がリーグ最多(75回)。対する清水は、総シュート本数に占めるブロックされたシュートの割合が今季リーグで最も大きい(32.1%:77/240本)。同割合が30%を上回っているのはリーグで清水のみ。

・西澤健太は湘南との前回対戦で2得点2アシストを記録。1試合で得点とアシストをいずれも複数記録したのは、チームでは2018年10月の北川航也(磐田戦)以来。2015年シーズン以降、リーグでも8人目だった。


柏レイソル – サンフレッチェ広島

・柏は広島戦直近7試合で4勝(2分1敗)。この内の5試合で無失点に抑えている(1試合平均0.6失点)。それ以前の今カード29試合で記録したクリーンシート数と同じ(1試合平均1.7失点)。

・柏はホームでの前回対戦を無失点に抑え(3-0:G大阪戦)、本拠地での連続失点記録を18で止めた。また、今節でも無失点に抑えると、同地では2017年11月~2018年3月以来となる2試合連続クリーンシートを記録する(当時3試合連続)。

・広島は昇格クラブとのアウェイ戦で現在7試合連続無敗(5勝2分)。この間、5試合で複数得点を挙げており、失点を喫したのも2試合のみ(計12得点、3失点)。

・広島は直近のアウェイ戦では5失点を喫して敗戦(1-5:川崎戦)。今節も2失点以上を喫すると、敵地では2018年10月~12月以来の2試合連続複数失点となる(当時3試合連続)。

・柏は前節鳥栖戦で2失点を喫して敗戦(1-2)。それ以前の2失点を記録した4試合では全勝していた。

・広島は直近9失点のうち、8点が後半の時間帯に喫したもの。今季これ以前の10失点で同時間に許した得点は3点。

・オルンガが今季1ゴールを決めるのに要している平均タッチ数は29.8(476回/16点)。今季6得点以上を記録している選手の中ではリーグ最少。

・浅野雄也は途中出場した試合では現在2試合連続ゴール。今季途中出場から2得点以上を挙げている選手の中では、同出場時の決定率がリーグベストタイ(60%:3点/5本)。


大分トリニータ – 横浜FC

・大分対横浜FCの通算2試合では、1勝1敗と互角。J2では通算22試合対戦し、大分が12勝6分4敗と勝ち越している。しかし、昇格クラブとの対戦では現在11試合連続未勝利(4分7敗)。

・大分は現在2006年8月以来となる2試合連続3得点中(当時は2戦ドロー)。連勝を記録したのも、今季リーグ再開後の7月に行われた最初の2試合で、最後に3連勝を記録したのは2009年11月。

・横浜FCは前節名古屋戦で4試合ぶりの勝利。今季5勝のうち、4試合で3得点以上を記録している(合計14ゴール)。

・横浜FCはアウェイ戦直近5試合でわずか1勝(4敗)。この間、全ての試合で複数失点を喫している(合計13:1試合平均2.6失点)。

・大分は今季試合時間15分単位の時間帯で、もっとも多くの得点を決めているのは76分から90分間(合計11得点)。直近8得点のうち、同時間帯には6ゴールを決めている。

・横浜FCは今季自陣PA内からのシュートによる失点数がリーグワーストの29点(PK除く)。一方今季挙げている21得点のうち、20点は敵陣PA内シュートで決めている。

・田中達也は現在2試合連続得点を含む、3試合連続得点に直接関与している(2ゴール+1アシスト)。連続得点及び直接得点関与は自身初。

・松尾佑介は今季J1で20本以上のシュートを放っている選手の中では、リーグで2番目に高い枠内シュート率を記録している(65%:13/20、ブロックされたシュートは除く)。今季シュート(ブロックされたシュートを除く)を放った10試合のうち、枠内シュート率が50%を下回ったのは1試合だけ。


浦和レッズ – 川崎フロンターレ

・浦和対川崎の通算30試合では11勝8分11敗と互角。浦和はホームでの川崎戦直近10試合でも4勝2分4敗と互角。

・浦和はホーム戦直近9試合でも五分(3勝3分3敗)。今季ホーム戦8試合で複数得点したのは2試合で、この間の1試合平均得点は1点。しかし、マルチゴールしたのは同地での直近2試合(2試合とも2得点)。

・川崎は現在4連勝中。この間の1試合平均得点数は4(合計16ゴール)。今季4試合のスパンではリーグ最多の得点数及び1試合平均得点数。

・川崎はアウェイでの直近13試合でわずか1敗(10勝2分)。この間、11試合で複数得点を挙げている(1試合平均2.8得点)。

・浦和は今季、セットプレーからのラストパス本数がリーグ唯一の一桁台(9)。対する川崎の同本数は今季リーグ2位(27)。

・川崎の今季後半得点数は33ゴール。同クラブの後半得点数だけでも、今季他16クラブの各総得点数よりも多い(横浜FMは34得点)。現在同時間帯では4試合連続複数得点中(合計12ゴール)。

・興梠慎三はホームで先発出場している川崎戦では現在2試合連続得点中。しかし、今季本拠地での出場6試合(321分)でシュートを2本しか打っていない(1ゴール)。

・三笘薫はアウェイ戦直近5試合のうち4試合で得点に直接関与している(4得点+2アシスト)。同地での直近8シュートの枠内シュート率は75%(6本)。


FC東京 – ベガルタ仙台

・FC東京は仙台戦直近4試合で3敗(1勝)。しかし、ホームでの今カード通算11試合ではわずか1敗(9勝1分)。FC東京にとって仙台戦は、本拠地で3試合以上対戦したチームの中で同地での勝率が最も高い相手(81.8%)。

・FC東京は現在今季初の3試合連続複数得点中。しかし、同時に現在今季2度目の3試合連続失点中で、この間の総スコア(6-6)及び勝敗(1勝1分1敗)は五分。

・仙台は現在今季2度目の6試合連続未勝利(2分4敗)。今季6試合以上白星なしを2回以上記録しているクラブは清水とベガルタだけ。

・仙台は関東地方のクラブとのアウェイ戦直近12試合でわずか1勝(1分10敗)。この間、複数得点を挙げたのはわずか1試合のみ(合計9得点:1試合平均0.8点)。

・FC東京は直近4失点のうち3点を試合時間80分以降に喫している。これ以前の今季20失点のうち、同時間帯にゴールを許したのは1点だけ。

・仙台の今季、敵陣PA内からの枠内シュート率(42.2%)と決定率(14.3%)はいずれもリーグワースト。同エリア内での得点数も今季リーグで2番目に少ない(13得点)。

・ゲデスの9月以降の1試合平均デュエル数(13.7*30回以上記録している選手限定)及び空中戦回数(27)はリーグ2位。今季1試合平均デュエル10回+空中戦6回以上を記録しているのはリーグ全体でもゲデス含め4人だけ。

・レアンドロは前節大分戦で9月以降では、4試合目にして初ゴール。これ以前の出場9試合で2試合連続得点に直接関与しなかったことはなかった(6ゴール+5アシスト)。