元日本代表FWで現在はJリーグ特任理事を務める播戸竜二氏(41)が3日、大阪・なんばのヤマダ電機でトークショーを行った。

兵庫・姫路市生まれの播戸氏は、約21年間のプロ生活は主にガンバ大阪やセレッソ大阪、ヴィッセル神戸など関西のクラブで過ごした。地元のファンが詰めかけたイベントに、冒頭からハイテンション。

播戸氏が選ぶ、現役選手を対象にしたJリーグのベストイレブンを発表する企画があり、「やはり川崎フロンターレはダントツのチームで、そこからの選出が多くなった」と説明。GKチョン・ソンリョン(川崎F)、DF山根、谷口(川崎F)、マテイヨニッチ(C大阪)、吉田豊(名古屋グランパス)、MF山口(神戸)、清武(C大阪)、大島(川崎F)、FW家長(川崎F)、オルンガ(柏レイソル)、エヴェラウド(鹿島アントラーズ)を選んだ。

現役時代に播戸氏から名前をとった「ハンソデバンド」(10年G3共同通信杯優勝など)という競走馬がいたが、その際のエピソードも披露した。

「知り合いの馬主さんから声をかけていただき、二つ返事でした。ただし播戸さん、けがが多い選手じゃないですよね? と確認されました。競馬でけがはまずいので。実際に僕は多い選手ではなかったので、大丈夫ですと答えました」と笑いを誘った。

Jリーグで同学年で同期だったG大阪MF遠藤が、J2ジュビロ磐田へ移籍することには「まだ正式発表はない段階ですが、サッカー選手としては気持ちはすごく分かる。もし他クラブでプレーすれば、彼のすばらしいプレーが、さらに多くの人に見てもらえるのはいいこと」と話した。