5位京都サンガFCが、勝ち点差1のアルビレックス新潟に敗れた。ホームでは7勝2分け2敗となり、サンガスタジアムで2連敗を喫した。

1点を追う後半25分、相手DFのトラップミスを突いたFWピーター・ウタカ(36)が、ゴール前で奪い、右足で突き刺した。だが、同30分に再び失点。結局、勝ち点3を献上した。

実好礼忠監督(47)は「なんというか…。もっともっとアグレッシブにいけたらというのが率直な気持ち。大胆に(ボールを)奪いにいくところをつくりたかった。そのへんのところに差が出たのかな」と悔しさをにじませた。

9月末に横浜から期限付き移籍で京都に復帰したMF仙頭哲矢(25)は、チームで前線からプレスにいくのか、引いて守るのか、明確になっていなかったことを指摘。意思統一として「もっと声を掛け合うことが必要だったんじゃないかな」と課題を挙げた。