G大阪から期限付き移籍で加入したジュビロ磐田MF遠藤保仁がデビューした。本職のボランチで先発フル出場。

中盤で積極的にボールを呼び込み、攻撃のリズムを作った。最大の見せ場は自ら獲得したFK。後半25分、ゴール約20メートルの位置から直接狙った。壁8人の頭上を抜いて鋭く落ちたボールはクロスバーに直撃。ゴールとはならなかったが、「フィーリングは悪くなかった」と好感触を示した。

自身3度目の移籍は「新たな挑戦」。出場機会を求めた自身7シーズンぶりとなるJ2に戦いの場を移した。この日は「選手の特徴を確認しながらやっていた」。チーム合流からわずか5日。デビュー戦は手探りながらも全てのセットプレーでキッカーを任された。チームは引き分けで8戦勝ちなし。逆転での昇格は厳しい状況だが、「自信を取り戻すためには次勝つことが必要」と、次戦に目を向けた。