京都サンガFCがアウェーで3失点。オウンゴールや、パスミスでリズムを崩し、大敗した。

前半4分、自陣ゴール前で、相手のクロスを遮ろうとしたMF庄司悦大(31)の右足に、ボールが当たりオウンゴール。さらに、後半3分、GK若原智哉(20)がペナルティーエリア外からパスを出すと、カットされ、無人のゴールに蹴り込まれた。

元日本代表のFW李忠成(34)は「オウンゴールでビハインドに立つ。後半、出足のところでゴールをプレゼントする。自分たちのサッカーを取り戻すことができないまま3点目。今日はもうサッカーじゃない」と嘆いた。

李は8戦ぶりの出場だった。リーグ得点ランキングトップで、18ゴールを挙げているFWピーター・ウタカ(36)と2トップを組んでいた。「待ちに待ったウタカとのコンビで、結果をを残さないといけなかった。僕の実力不足です」と残念がった。

実好礼忠監督(47)は「キックオフの笛の直後から、全てにおいて負けていた。町田の集中力と組織で動く力強さは素晴らしかったが、自分たちのふがいなさの方が大きいです」と語った。

次節はホームで山口戦(18日、サンガスタジアム)。目標のJ1昇格を狙うため、このままでは終わらない。【南谷竜則】