J2の3位ギラヴァンツ北九州の小林伸二監督(60)が、4位V・ファーレン長崎へのリベンジを誓った。

15日、北九州市内での練習後にオンラインで会見。17日にホーム(ミクスタ)で戦う、前回1-2で敗れた相手との“九州ダービー”に対して「上位2チーム(1位徳島ヴォルティス、2位アビスパ福岡)と(勝ち点が)6離れているので少しでもついていきたいのがある。(長崎戦は)モチベーションが上がる対戦。勝てると違うので大切」。お互い勝ち点46ながら、得失点2差で迎える大一番に気合を込めた。

試合展開については「(長崎は)個の能力があるので、どう組織で戦うか」と警戒する。その上で「自分たちのスタイルが確立されてきているので、それをぶつけられることをうれしく思う」と対戦を心待ち。

14日甲府戦に敗れ6戦連続未勝利中(2分け4敗)ではある。だが、持ち前の前線からのハイプレスや切り替えの速さなど攻守に成熟度は増してきており、ひと泡吹かせる覚悟だ。