浦和レッズの大槻毅監督(47)がサポーターと一緒に戦うことができるアウェー4戦に向け、気持ちを高ぶらせた。

31日の大分トリニータとのアウェー戦に備え、30日にはさいたま市内で非公開調整。大分戦は1000人規模でアウェー席が設置され、7月のリーグ再開後、初めて浦和サポーターが来場可能な敵地戦となる。

大分戦後も11月3日サンフィレッチェ広島戦、同14日横浜マリノス戦、同18日ヴィッセル神戸戦とアウェー4連戦を控える。大槻監督は「この試合からアウェーサポーターの方々もスタジアムに来場できると聞いている。浦和サポーターの方々が大分まで来ていただけると思っている。サポーターの方々と喜びを分かち合えるように、みんなで頑張ってやりたい」と決意を新たにした。

チームは4戦負けなし(3勝1分け)と好成績が続いており、現在リーグでは勝ち点40を積み上げて8位。同率2位で並ぶセレッソ大阪、ガンバ大阪とは勝ち点8差。今季目標に掲げるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得(3位以内)を射程にとらえている。大槻監督は「(ACL出場権は)現実的な数字の可能性があるし、目標は変えていない。目標にたどり着きたいと思っている。大事なのは我々が勝ち点を積み上げていくこと。1日1日が大きな目標への近道だと思う」と気合を入れ直していた。