清水エスパルスは今季初の連勝を目指す。13日は静岡市内で最終調整。14日のホームC大阪戦(アイスタ、午後2時)に備えた。

3日の前節神戸戦(3○1)で、8試合ぶりの白星をつかんだ。初陣を勝利で飾った平岡宏章監督(51)が「個人的に最もやりやすいシステム」と話すように、守備時は4-4-2の布陣を採用。プレスのタイミングや役割が整理され、最少失点で切り抜けて今季初の逆転勝ちにつなげた。MF鈴木唯人(19)は「オーソドックスな形で、やるべきことが明確になった」と手応えを示した。C大阪はリーグ4位の29失点。ロースコアが予想されるだけに、守備の奮闘は不可欠だ。

7月のアウェー戦では、0-2で完封負け。リベンジを狙う。平岡監督は「相手は攻守でバランスのとれたチーム。特長のあるサイドの選手をいかに抑えるか」と課題を掲げた。【古地真隆】