FC東京が上海申花(中国)に2-1で勝ち、F組2位に浮上した。

先制点は後半16分。中央でMF東慶悟主将がゴール前へパスを送ると、左サイドから走り込んだMFレアンドロが受けて右足を振り抜き、右サイドネットを射抜いた。東は「レアンドロがうまく決めてくれた。質が高いところを見せてくれた」と、背番号20に感謝した。

同37分には東京五輪世代のMF安部柊斗が追加点。途中出場のFW原大智が左から出した折り返しに走り込み、右足で併せてゴールに押し込んだ。

41分に1点を返されたものの反撃をここまでに抑えた。後半途中には攻撃の柱であるFWディエゴオリベイラが相手の危険なタックルによって右足を痛めて交代を余儀なくされた。今後に心配を残す部分もあるが、前節で0-1で敗れてから中2日での同カード対決で勝ち点3を取り返した。

長谷川健太監督は「チャンスがあるなかでなかなかゴールが奪えなかった中でレアンドロがよく先制点を決めてくれた」と振り返った。