サガン鳥栖の高校3年生FW相良竜之介(18)が、プロ初得点を挙げた。

前半11分、相良は相手守備の裏へのボールに走り込んで先制。鳥栖ユース所属の19年夏から2種登録され、来季のトップチーム昇格が内定しており、この日、リーグ戦初先発の期待に応えた。

練習通り相手DFとGKの間にタイミングよく飛び込んだ得点に「自分で予測し、敵より前に入れたのが大きかった。プロ初ゴールでうれしい」と声を弾ませた。しかし、前半で交代し「点を取っただけ。もっと相手の脅威になれると思うので、少しでも出られるようにやっていきたい」と気持ちを切り替えた。

金明輝監督(39)は「初めてのスタート(先発)で点を取るのは普通じゃないんで、何か持っているものがある。十二分に通用するとこを見せてくれた」と評価した。