九州ダービーの最終戦は、打ちあいで痛み分けに終わった。サガン鳥栖、大分トリニータともに、今季の「連勝締め」はならなかった。

大分が先制した。同32分、FW渡大生(27)が、スローインからの流れでゴール前のこぼれ球を拾いゴール右に決めた。だが、後半4分、鳥栖が追いついた。FW小屋松知哉(25)が左クロスを流し込んだ。

その後は攻守が激しく入れ替わる中、大分は後半33分、この日が誕生日のMF町田也真人(31)のJ1初ゴールで勝ち越した。だが、同37分、鳥栖はFW林大地(23)の今季9得点目で再び追いついた。