アビスパ福岡は1-0で首位徳島ヴォルティスを下し25勝目を奪い、同勝ち点84に並ぶ2位で5年ぶりの来季J1へ弾みをつけた。

前半16分、福岡が目指してきた前線のハイプレスでボールを奪いショートカウンターで先制。その後、徳島の反撃に何度もピンチを招いたが、今季リーグ最少失点29の堅守で逃げきった。

勝ち点で並んでも、逆転優勝には7点差以上での勝利が必要だった。それでも攻守に主導権を握るチームスタイルは示し、長谷部茂利監督(49)は「優勝は難しいゲームだったが、入りから自分たちの持ってる力を出しまくり、どうにか1点取れた。我々らしい戦いができた」と喜んだ。