サンフレッチェ広島は5日、MF野津田岳人(26)がJ2ヴァンフォーレ甲府に期限付き移籍することを発表した。

広島の下部組織で育ち、各年代の日本代表にも選ばれた左利きの逸材。本来はストライカーだったが、20年はボランチもこなすなど器用さを身につけていた。それでも出場機会に恵まれないこともあり、過去にはアルビレックス新潟、清水エスパルス、ベガルタ仙台に期限付き移籍した経験があり、今回で4クラブ目になる。

野津田は「この2年間はなかなかプレーでチームに貢献できず、もどかしい気持ちの中、もう1度自分自身がピッチの上で躍動し、成長するために移籍することを決断しました。ありがとうございました。頑張ってきます」などとあいさつした。