山梨学院が昌平(埼玉)の猛攻をしのいで、優勝した09年度大会以来11年ぶりのベスト4入りを果たした。

前半7分、左FKをファーサイドのDF一瀬大寿(3年)が頭で折り返し、FW久保壮輝(3年)が打点の高いヘディングでたたき込んだ。

その後は決定機を決められず、後半は昌平に攻め込まれたが、DF陣が体を張って守り抜いた。

今大会は1回戦1-0、2回戦1-0、3回戦は1-1(PK7-6)と、ロースコアの戦いをモノにしてきた。長谷川大監督(47)は「後半は押し込まれる展開もあったが、粘り強くてコレクティブな守備、魂を感じる守備がこの大会はできている。また1-0だけどいい試合ができた」と、80分間耐え抜いた守備陣をたたえた。

主将のGK熊倉匠(3年)は「相手は足元のうまい選手が多く、中央を締めて堅い守備をしようと話していた。全員で勝った試合」と胸を張った。

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