J2大宮は12日、新設される女子チームの名称が「大宮アルディージャVENTUS」に決まったと発表した。

なでしこジャパンを11年W杯優勝、12年ロンドン五輪準優勝、15年W杯準優勝に導いた佐々木則夫氏(62)がトータルアドバイザー兼総監督に就任。現大宮育成普及本部長の岡本武行氏(53)が監督として指揮を執る。

またINAC神戸の育成組織INAC東京のコーチを退任した元なでしこジャパンFWの大野忍氏(36)がコーチを務める。

大宮は今年9月開幕予定のWEリーグに参加する。「VENTUS」はラテン語で「風」を意味し、女子サッカー界に新たな「風」を吹き込み、WEリーグで大きな「旋風」を巻き起こすという意味を込めて名付けられた。 また昨年なでしこリーグ2部に所属したFC十文字VENTUSを母体に新チームが設立されるため、同チームの歴史を引き継ぎ、新たな歴史を築いていくという意志も込められているという。