日本ブラインドサッカー協会は15日までに、1月31日に広島県熊野町のゼロ・バランスサッカーフィールド、2月7日に東京都墨田区のフクシ・エンタープライズ墨田フィールドで開催予定だったアクサ×KPMG 2020カップ準決勝ラウンドの延期を決定した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会開催地や一部出場チームの活動拠点地域を対象に緊急事態宣言が発令され、医療提供体制が逼迫(ひっぱく)していることを考慮し、出場選手や大会関係者の安全を最優先した上での判断で、今後については大会自体の開催可否を含めて方向性を検討し、方針が決まり次第発表される。

アクサ×KPMG 2020カップは、コロナ禍で中止された日本選手権とクラブチーム選手権の代替として今年度限定で開催された全国大会。参加15チームが昨年10~11月にかけて全国5会場に分かれて1次ラウンドを戦い、勝ち上がった8チームが準決勝ラウンドに進出。同ラウンド各会場上位2チームが2月27日に川崎市の富士通スタジアム川崎で行われる決勝ラウンドに進むことになっていた。

準決勝ラウンド進出チームは以下の通り。

◆1月31日 A-pfeile広島BFC、たまハッサーズ(東京)、兵庫サムライスターズ、ラッキーストライカーズ福岡

◆2月7日 パペレシアル品川(東京)、埼玉T.Wings、コルジャ仙台ブラインドサッカークラブ(宮城)、free bird mejirodai(東京)