日テレ・ベレーザは29日、MF阪口夢穂(33)とDF有吉佐織(33)が大宮アルディージャVENTUSへ移籍すると発表した。

大宮は今年9月に始まるWEリーグに参入するため新設されたクラブで、元なでしこジャパン監督の佐々木則夫氏(62)を総監督に、元なでしこジャパンFWの大野忍氏(37)をコーチに迎えて、補強を進めている。

阪口、有吉はそれぞれ、長らく在籍した日テレを通じてコメントを発表。主なコメントは以下の通り。

◆MF阪口 ベレーザには9年間在籍させていただきましたが、その中で素晴らしい経験をたくさんさせていただきました。ここ数年はケガがちでなかなかチームに貢献することはできなかったですが、また違った角度からサッカーやベレーザを見ることができ、サッカー選手としてだけではなく、人としてもいろいろ感じることができて、私にとってすごく貴重な時間だった気がします。ベレーザというチームが大好きなので離れてしまうのは寂しいですが、これからもずっと緑の血は流れていますし(笑)、一緒に女子サッカーを盛り上げていけたらなと思います。またどこかでお会いしたときは無視しないでください(笑)。

◆DF有吉 ベレーザでの11年間、本当にお世話になりました。この11年間、いろんなことがありすぎて、私の文章能力では到底表しきれません。ベレーザでしか見られない景色。ベレーザにしかできないサッカー。ただただ憧れだったベレーザという素晴らしいチームの1人として、プレーできたこと。ベレーザにいた11年間全てが私の誇りです。この誇りを胸にまた頑張ります。