J2京都サンガFCの曹貴裁(チョウ・キジェ)監督(52)が、本拠地サンガスタジアムで実戦にのぞむ。12日、オンライン取材に応じた。

14日は鳥取を迎え、ファンクラブ会員の前で練習試合が組まれている。曹監督は地元京都での試合に「毎回、京都で試合をするときは敵チームの監督だった。京都のサポーターに喜んでもらえなかったので、非常に楽しみにしています」と喜んだ。

開幕まで約2週間というタイミングで、試合を公開する意味について指揮官は「お客さんの前で見せるのはいい経験。戦術があきらかになって不利になると聞くが、(チームが)どういうことを目指しているのか、肌感覚で伝わった方がいい」と語った。

この日、昨季22得点とゴールを量産したFWピーター・ウタカ(37)が合流した。曹監督は「チームを引っ張っていけるウタカらしいプレーをするなかで、チームの躍進に貢献してほしい」と期待を寄せた。