今秋開幕予定の女子サッカープロリーグ「WEリーグ」岡島喜久子チェア(62)と参戦が決まっている新潟レディース(L)の山本英明社長(47)、奥山達之GM(45)が新潟県と新潟県サッカー協会を表敬訪問した。

岡島チェアは、県庁で花角英世知事(62)、県サッカー協会の柄沢正三会長(66)らと対談しWEリーグが目標に掲げる平均観客数5000人達成への協力をお願いした。花角知事は「新潟県としても支えていく」と話し、リーグの盛り上がりに期待を込めた。

岡島チェアは「WEリーガーが子どもたちの夢になってほしい」と明かし「リーグの発展が他のスポーツにも影響を与えるような存在になってほしい」と話した。

スタジアムで「黄色い歓声が聞きたい」と自身の夢も語った岡島チェア。19年の平均観客数は1300人程。30~60代の男性のコアなファンが多い中で女子、女性ファンも増やしていきたい意向を示した。

スタジアムのイベントでは新たな仕掛けもクラブと検討中。飲食ブースでは茶色い食べ物(唐揚げや焼きそば等)だけでなく、例として生春巻きやタイカレーやデザート系など、彩りのあるものを充実させ、「スタジアムに行けば何かおもしろいことがあると思ってもらいたい」と集客アップにも意欲を見せた。

プレシーズンマッチは4月24日に開幕予定で新潟Lはホーム2試合、アウェイ2試合の計4試合を予定している。【飯嶋聡美】