開幕5連勝で首位をキープするJ2アルビレックス新潟は30日、聖籠町で第6節4月4日のアウェーSC相模原戦に向けて練習を行った。

前節27日の東京ヴェルディ戦(7-0)で、プロ初ゴールを決めた高卒ルーキーMF三戸舜介(18)が持ち味のキレのあるドリブルを見せ、チーム練習終了後も納得がいくまで自主練習を行った。プロ初ゴールの反響は大きく「LINEやインスタグラムのDMなどで周りやファンの方などから連絡が来て、試合後は(携帯が)ずっと鳴りっぱなしでした」と笑顔で喜んだ。

東京V戦の後半38分からMF本間至恩(20)に代わり出場した三戸は同41、43分にシュートを放ち、後半ロスタイムにチーム7点目となるゴールを決めた。「みんなから『決めろ』というパスが来ていた。これは俺にやらせてくれているんだな、と思った。あんな展開はなかなかない」と試合を振り返った。

アルベルト監督(52)からは今後について、試合出場時間を増やすために攻撃だけでなく1対1の球際の激しさなど守備強化についての話があったという。次節には「2試合連続ゴールを目指したいが、まずは試合に出ることを目標に、監督から求められていることをしっかりできるようにしたい」と話していた。【飯嶋聡美】