日本野球機構(NPB)とJリーグは5日、新型コロナウイルス対策連絡会議を行った。感染者が多発したG大阪に対して行った新型コロナウイルスのゲノム(全遺伝情報)解析の結果を共有。当初はバス移動の中から感染が広がったことが推測されたが、ロッカー室内で広がった可能性が高いとの分析が出た。プロ野球でもヤクルト、巨人で感染者が続出。今後は同様にゲノム解析を行い、精度の高い感染ルートを調査していく。またチーム外の関係者との業務における接触で感染するリスクもあり、同関係者らへの定期的な検査の実施も提案された。

NPBはこの日、12球団代表者会議なども実施。2軍戦は育成5人までの出場が認められるルールを、外国人選手の来日が遅れている影響で未入国分の支配下登録の選手数を育成5人に上乗せできることが承認された。感染者が出た巨人は特例で6日から18日まで育成6人以上の出場が認められる。