J1清水エスパルスMF中村慶太(27)が4戦ぶり勝利へ、攻撃のタクトを振る。

18日のアウェーガンバ大阪戦(パナスタ、午後5時)に備え、14日は静岡市内での練習に参加。軽快な動きを見せ、3試合連続スタメンに向けてアピールした。今季はここまで6試合出場で無得点。次戦は「結果を出せるようにやっていきたい」と意気込みを口にした。

1-1で引き分けた前節神戸戦は左サイドハーフで出場。攻撃では積極的にボールを受けてテンポをつくり、守備でも前線からハイプレスをかけた。「監督が求めていることは理解している」とした上で「自由にやった部分もある」と、自身の色を出した。次戦も組織的な守備から攻撃に転じるチーム戦術に撤しながら、大胆なプレーも披露するつもりだ。「攻撃でのいい兆しは見えてきている」。敵地で難敵を破り、勝ち点3を持ち帰る。【神谷亮磨】