柏レイソルの4人の新ブラジル人助っ人が、続々と合流する。

柏のネルシーニョ監督(70)が19日、21日のルヴァン杯・湘南ベルマーレ戦に向けオンライン取材に応じ、MFアンジェロッティ(22)がこの日から全体練習に合流したことを明かした。また、FWペドロ・ハウル(24)もこの日、クラブハウスに訪れ20日から合流予定。MFドッジ(25)、DFサントス(26)は22日に合流する見込みだ。

新外国人選手は合流が遅れたが、クラブのフィジカルスタッフの下で個別のトレーニングを積んできた。ネルシーニョ監督は、アンジェロッティとサントスに会った印象を「2人ともいい状態にあるという率直な印象」と、個別トレーニングの成果を評価。ただ、ボールを使ったグループ練習や公式戦から遠ざかっているだけに、ゲーム感覚を取り戻すコンディションづくりが重要になってくる。指揮官もアンジェロッティについて「ゲームへのコンディショニングは、もう少し時間がかかるのかなあという印象」とし、グループでの実戦練習を通し、公式園へ導く構えだ。

アンジェロッティはセンターFW、サイドと幅広いポジションをこなす。練習を見た指揮官は「彼にとって今日が初めて日本のサッカーに触れる機会だった。初日から、チームで連係を取っていこうとする姿勢は垣間見られた。まだ、試合感覚、テンポにはついていけていないが、チームにとっては非常にいい補強、助っ人としての役割を担ってくれると思う」と期待を寄せていた。