磐田は2-1で相模原を下し、2017年以来となるリーグ戦3連勝を飾った。

大卒ルーキーのDF森岡陸(22)がプロ初先発し、後半開始からは新加入のMF鹿沼直生(23)が出場。森岡は「最初は緊張したけれど、時間がたつ中で自分のパフォーマンスを出すことができた」と胸をなで下ろした。

前節松本戦でもDF中川創(21)が今季初出場し、勝利に貢献した。森岡や鹿沼ら含めた若手が活躍することでチームの底上げにつながる。MF遠藤保仁(41)やDF山本義道(25)ら主力のケガは痛手だが、出番が少ない選手にとってはチャンス。鈴木政一監督(66)もさらなる奮起に期待している。

長いシーズンを戦い抜き、J1昇格の目標を達成するためにはチームの総合力が問われる。その点では若手の突き上げは欠かせない。「代役」で終わらず、スタメンを勝ち取るほどの勢いあるプレーを今後も見せてほしい。【神谷亮磨】

▽得点経過 前半5分(磐田)ルキアン 前半19分(相模原)ユーリ 後半29分(磐田)ルキアン