アビスパ福岡に今季新加入の元U-19(19歳以下)ベルギー代表MFジョルディ・クルークス(27)が新天地でのさらなる飛躍を誓った。

浦和レッズ戦勝利から一夜明けた2日、福岡市内の練習後にオンライン取材に応じた。右サイドハーフで初先発したリーグ戦を振り返り「5、6カ月スタメンで試合をしていなかったので、スタートから出られてうれしかった」。現時点でのコンディションについては「85%いかないぐらい」というが、強靱(きょうじん)なフィジカルで競り負けず、豊富な運動量で攻守に躍動。キレのある得意のドリブルで果敢に仕掛けた。

今後については「走る、蹴るの基礎的なことを100%に戻すことが大事」と言い、コンディション復活に重点を置く。プレーについては「自分はオフェンスが好きだが、福岡のプレースタイルの守備も磨いていかないといけない」とし、組織守備が生命線のチームに貢献する覚悟だ。【菊川光一】