Jリーグは14日、新型コロナウイルスワクチン大規模接種への協力に関する記者会見を行った。

この中で全国知事会会長の飯泉嘉門徳島県知事(60)は、Jリーグの観戦チケットとワクチン接種券をセットにする案を示した。

Jリーグはこの日、全国知事会に、<1>スタジアムを大規模接種会場として使用する際、駐車場の誘導や入退場動線の確保など、スタジアムでのオペレーションのサポート、<2>チームドクターと連携したワクチン接種の担い手の呼びかけ、<3>ワクチン接種啓発活動への協力、の3つを提言した。

なお、豊田スタジアム、町田・GIONスタジアムは既に接種会場として使用されることが決まっており、神戸・ノエビアスタジアムも接種会場となることがほぼ決定しているという。

知事会会長の飯泉嘉門徳島県知事は、これを受けて「ご協力の申し入れ、非常にありがたく思っている」と感謝を述べた。

さらに「接種券を観戦チケットと一緒に持ってきてもらい、スタジアムでワクチンを打てば、一斉に接種が終わる」「チケットと接種券を一緒にしてもいいくらい」と提案。「試合を見ている間にお休みいただくこともできる。今後の一般接種でこそ(Jリーグの協力が)早期接種終了に結びつくと思うし、Jリーグがやってくれたら、他のプロスポーツでも同様のことができると思う。密接にご協力をお願いしたい」と呼びかけた。